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ドイツ製 強粘着性グリース
グリースを上手に選ぶために  

グリース潤滑に当たっては、使用グリースの選定が最も重要であることは当然のことです。この選定を誤ると、そのグリースの特性が発揮できず、潤滑トラブルの原因になることがあります
グリースを使用する上で基本的なことは、使用温度範囲において摩擦表面に適正な油膜を形成させ、固体接触を防ぎ、摩擦、磨耗を低減させる流体潤滑の効果を最優先に考えることです。
このため、グリースでは硬さを表す尺度である稠度の把握が重要です。稠度が小さすぎると流動性が低下して、摩擦面への給脂性が低下することになります。
グリースは潤滑油すなわち基油に増稠剤と呼ばれる微細な固体を分散して半固体状にした潤滑剤であり、増稠剤の作る三次元網目構造が壊れ、流れの方向に配向することにより軟化しつつ流動します。摩擦面ではせん断速度が極めて高いので、基油にほぼ等しい流動特性を示します。

このようにグリースの本質的な特性は増稠剤と基油によって決まると言えます。従って、その選定に際して次の点に注意しなければなりません。
軸受け、ボールジョイント、ハブなどの種類
使用温度及び温度限界
使用環境(軸受けなどの速さ、負荷状態、外部混入物、防食性など)
グリースの給脂方法(密封封入、塗布、集中潤滑など)
これらの条件に適した増稠剤、基油、添加剤の構成及び硬さなどを持ち合わせたグリースを選ぶことが、重要となります。

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